東京都千代田区の猫保護団体・ちよだニャンとなる会様の活動で、行政による猫の殺処分ゼロは今年で8年目になるそうです。素晴らしいですね。
各地域に数多くの団体が出き、動物愛護の考えも、私が子供のころと比べたら段違いに浸透してきました。もちろん、まだまだではありますが。
どの自治体でも殺処分は減っています。
でも。
本日ツイッターで、ツイートしてらっしゃる方の情報で知ったのですが、「警察が引き取る(警察に通報がある)猫の死体引き取りの件数」は、ほとんど変わっていないそうです。
つまり、外では毎年、変わらない数が死んでいる。車にひかれたり、病気や何らかの理由で。
センターに持ち込まれる犬猫は、保護団体さんの努力で引き出され、シェルターに入ったり里親さんに直ぐもらわれたりで、殺処分数は減っている。でも、猫に限って言えば、野良猫の数は今でもかなり見かけます。
手術が追い付かないから、また生まれてしまう・・・。
手術が追い付かないのは、費用の問題もあるけれど、一番は、捕獲が追い付いていないから。
殺処分ゼロ。殺処分になるのはセンターに入った子たちです。
センターに入っていない外の子たちに対処することが、完璧な殺処分ゼロへの近道だと保護団体の人たちは解っている。
でも捕獲の手が足りない。
結局は行政頼みになってしまうのだけれども、捕獲に力を入れてほしい。それを行っていることを、地域に広く知らせてほしい。
地域猫の理解が追い付いてないのも問題です。
もっと大々的に世間に知らせ、理解してもらうことが出来ないだろうか。
いろいろ、考えてしまいます・・・。
コメントをお書きください